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遠いのが好き

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G の天体写真 ~ 主に銀河を撮ってます。

NGC4618とNGC4625 銀河 りょうけん座

NGC4618とNGC4625 銀河 りょうけん座_b0203904_1856687.jpg

EQ6PRO with TDM + 自作オートガイダー
英オライオン CT-10, Tele Vue Paracorr
Moravian G2-8300 -30℃, 1/2 Cropped
Astrodon Ir:5分×20、Sloan g':5分×28、Clear:5分×56
2012年3月撮影

気合を入れて、2夜かけて撮影しました。
もう少し、淡いところをあぶりだそうかと思いましたが、荒れるばかりで出てこなかったのでやめました。この写真では大きい銀河と小さい銀河のペアとしか見えませんが、良く写っている写真を見ると同じくらいの大きさなのです。小さいほうの銀河は、もう一巻き淡い腕が伸びているはずなのですが・・・。
どちらもsingle armで双子のよう。色もキレイです。
by g-log | 2012-05-04 18:57 | 北斗七星~(春) | Comments(4)
Commented by nikon8cmtelescope at 2012-05-05 13:51
g-logさん

二晩を費やして100コマを超える5分露光を撮影とは、やはり見事な画像にするには、そのくらいの粘り強さが必要なのですね!!露光時間はともかくも、コマ数を重ねる点では、私も頑張るぞ!と元気をもらう作品です。

本当に色がキレイですね。それからまあるい姿は、和みますね。パッと見て、アンモナイトの貝殻をイメージしましたが、2つの銀河の巻いている方向が逆なので、孵化直前のサケの稚魚!?いやいや、日だまりで丸くなって眠るネコにも・・・。いろいろなイメージが湧いてくる面白い銀河です。

調べてみたら、大きい方が4'程度なので、M97のフクロウ星雲と同じぐらいの見かけの大きさなんですね。私の8cm屈折望遠鏡のコンポジット撮影でも、もしかしたら渦巻き構造が写るかもしれません。いつか挑戦してみたいと思います。
Commented by g-log at 2012-05-06 01:40
Nikon8cmtelescopeさん、
この写真は星ナビに投稿しようと思って気合を入れて撮影しました。フォトコン向けに撮るときは滑らかな階調を得るため枚数を重ねます。しかし、ガイドエラーが多かったので投稿はあきらめました。そんな訳で、解像度はともかく階調は十分で、色情報もたっぷり得たので色もよく出ました。
この銀河は何年か前に星ナビに掲載されたkさんの作品で知ったのですが、大小の青い巻貝が非常に印象的でした。以来、何回かチャレンジしている対象です。
阿は左巻き、吽は右巻き、って感じで、私は阿吽と呼んでいます。
Commented by かわう at 2012-05-10 00:14 x
ご訪問いただきありがとうございました。
同じカメラの長焦点画像が見られて参考になります。やっぱりひたすら露出、ですね!

TDMと自作オートガイダー、大変興味深く読ませていただきました。オフアキとガイド鏡でのガイドを組み合わせる事が出来ればなあとか妄想したことはありましたが、実際の撮影画像を使うというのは目からウロコでした。ガイド星に困らずにオフアキに近い結果を出せるわけですし、実用性が高そうですね。さらにディザリングを組み合わせられれば最強かもしれません。
Commented by g-log at 2012-05-10 22:09
かわうさん、
はい、ひたすら露出です。光害地ではこれが一番効果があるように思っています。なので、明るめのニュートンで赤外線も拾って光量を稼いでいます。
オートガイダーはなかなか満足できるものがなかったので、作ってしまいました。目標は高く、EQ6でDDM60並みです(笑)。まだ開発途上ですが方向性はあっていると信じて改良を続けようと思っています。
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