EQ6PRO with TDM + 自作オートガイダー
英オライオン CT-10, Tele Vue Paracorr
Moravian G2-8300 -20℃, 2/3 Cropped, 2×2 Software binning
Astrodon Hα:10分×13
2011年9月撮影
中秋の名月に照らされたうえ、薄雲が頻繁に通過するコンディション。
でも撮ります! 2つの機材のテストです。
1つはただいま調整中の自作オートガイダー。バグ取りとアグレッシブネスの調整がメインです。これは徐々に仕上がってきていて、10分露光で歩留まり8割を超えてきました。私の写真はほとんど全て5分露光なので、10分でこれなら私的には十分に実用範囲です。
もう1つはAstrodonのHαフィルター。
5nmという狭帯域、さて、どんな画像をいただけるのか。
「ぐはっ、さすがの高コントラスト。おぉ、ゴーストが無い」
いや、狭帯域が欲しかったのではありません。他のフィルターと同焦点位置にしたかったのです。パラコアを入れているせいか、焦点位置が変わると合成焦点距離も少し変わるのかもしれません。微妙に大きさが違って画像が重なってくれないのです。同じフィルタでも熱い夜と涼しい夜に撮った写真は大きさが違うくらいなので、フィルタ厚が2mmも違うAstrodonとAstronomikでは必ずズレてしまう状況。使用頻度の低いナローバンドフィルタの買い替えは躊躇していたのですが、円高で実質全品2割引な状態ですから買ってしまいました。