UGC2885 銀河 ペルセウス座
MESU MOUNT 200 + 自作オートガイダー
英オライオン CT-10, Tele Vue Paracorr
Moravian G2-8300 -25℃, 1/2 Cropped
Astrodon Ir:5分×6、Sloan g':5分×3、Clear:5分×18
2012年10月撮影
ちっとも晴れないぞっ!、撮りてぇ~。って気分でしたが、新赤道儀の初期不良と戦っていたので、晴れても撮れなかった状況にいたりして、いろいろ溜まってました。久しぶりの撮影です。でも根性撮り。3時間も晴れ待ちして、薄明前の2時間勝負でした。
MESU200での初撮影にマニアックな対象を選んだことは特に意味はありません。
ま、「そこにあったから。」です
いや、大きな赤道儀は、さすがにトラッキングが安定しています。あれこれドーピングしたEQ6でも赤経方向に少し流れちゃって星が楕円になることが多かったのですが、MESU200は全く問題なしです。星を整形する必要が無くなったので画像処理は楽だし、それに伴うS/N劣化も避けられます。おかげで、10分×29枚も撮った2年前の写真より写りがいいです。
この銀河は遠いので視直径が5分角くらいしかありませんが、渦巻き銀河としては最大のものすごく大きな銀河だそうです。直径は天の川銀河の10倍!
出典:Richard's Unusual Target UGC 2885 - Largest Known Spiral Galaxy
赤道儀なのでファーストライトとは言わないでしょうが、初の撮影オメデトウございます!前回、前々回の記事を読んで心配しておりました。私には到底マネできません・・・。
なるほど、赤道儀の安定感が増すと光学系は同じでも色々とプラスに作用するのですね。私も今の赤道儀にモータードライブを付けられないか何カ所か聞いてみたのですが、事実上は不可能な感じです。そうすると、鏡筒を他社の赤道儀に載せ替えるという選択肢になるのですが、悩ましいです。
銀河の大きさの比較、面白いですね。この銀河はダントツの大きさなんですね!アンドロメダ銀河本体が、並べるとまるで伴星雲のM110みたいになっちゃうのが可笑しいです。
> 銀河の大きさの比較 ・・・ この画像を見つけたときは私も面白いと思いました。こんなに大きな渦が安定して回転し続けるなんて。というのが最初に思ったことです。遠いところには面白いのがたくさんあります。