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遠いのが好き

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G の天体写真 ~ 主に銀河を撮ってます。

M12 球状星団 へびつかい座_b0203904_921024.jpg

英オライオン CT-10, Tele Vue Paracorr
Moravian G2-8300 –25℃, 1/2 Cropped
Astrodon Ir:5分×6、Sloan g':5分×5、C:5分×12
2011年5月撮影

球状星団としては星の密度が低めだからなのか、中心付近も個々の星に分解できてます。青や黄色の星がいくつも混じりあって、なかなかキレイ。

いつもより星の色に気を使って処理しました。被写体が球状星団だから星が主役なので、当然のことなのですが・・。私の場合、星が飽和しちゃって色が消えてしまうことがよくあるので、色合いに気を使うというよりは、色を残すってところに力点を置いてます。
星の色・・・は、私の画像処理の課題の一つです。色が消えちゃうのも大きな問題なのですが、最大の問題は再現性が無いこと。同じように処理したつもりでも、やり直すと違う色になってしまう。要するに自分なりの画像処理手順が確立していないってことです。
# by g-log | 2011-06-18 09:04 | こと座~(夏) | Comments(0)
Abell 39 惑星状星雲 ヘルクレス座_b0203904_1355318.jpg

英オライオン CT-10, Tele Vue Paracorr
Moravian G2-8300 –25℃, 1/2 Cropped
Astrodon Ir:5分×15、Sloan g':5分×12、C:5分×32
2011年4月撮影

あまりにもキレイに丸いところが気に入って何度も撮影している対象です。
が、ものすごく淡い。かなりきつい画像処理をしたけど、しょぼい写りです。これでも自分としては満足です。
構図を決めるとき、大抵の銀河は数秒以内の露光で位置がわかる程度には写ります。しかし、これは1分かけても写らない。初めて撮ったときは対象が見つからなくてかなり探しました。ま、結局は最初から画面内にいた。というのがオチなのですが・・・。
# by g-log | 2011-06-11 13:55 | こと座~(夏) | Comments(2)
私も使わせていただきました。
これほどまでに簡単な操作で光害の度合いを数値で見せてくれるアイデアと技術、感動的です。
光害指数_b0203904_23194768.jpg

ひどく明るいって程ではないですが暗くはないです。広角で撮るとフラット補正に高度な技術と多大な労力が必要そうなので私には無理ですね。幸運にも長焦点好きなので、そういったことを要求されずに済んでいます。
# by g-log | 2011-06-08 23:20 | その他 | Comments(2)
NGC4676 マウス銀河 かみのけ座_b0203904_2111467.jpg

英オライオン CT-10, Tele Vue Paracorr
Moravian G2-8300 -25℃, 1/2 Cropped
Astrodon Ir:5分×8、Sloan g':5分×11、C:5分×42
2011年4月撮影

おたまじゃくしのしっぽより、マウスのしっぽの方が淡かった。こっちの方がちっこいし。。
ギリギリですが形はわかります。
# by g-log | 2011-06-04 02:11 | 北斗七星~(春) | Comments(0)
チェコ製のカメラで、現在の主力機です。以前の主力機であるQSI504wsと比べてみます。
Moravian G2-8300冷却CCDカメラ_b0203904_19414812.jpg

Moravian G2-8300冷却CCDカメラ_b0203904_19424993.jpg

大きさ:G2>QSI
重 さ:G2≒QSI
冷却能力:G2>QSI
ダウンロード時間:G2-8300(12秒)<QSI583(21秒)
騒 音:G2<QSI(FAN高速回転時)、G2≒QSI(FAN低速回転時)
質 感:G2<QSI
フィルタ交換のしやすさ:G2<QSI
カメラ制御ソフト:G2(SIMS/SIPS)<<QSI(MaxIm、ただし別売り)

比較項目として思いついたのはこんなところです。気になるカメラボディのノイズは比較のしかたが分からないので書いてませんが、どちらも低ノイズだと思います。
つづきはこちら↓ 長文です。

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# by g-log | 2011-06-01 19:49 | 機材